2010年10月12日火曜日

Peregrina a Santiago(2)

2010年9月10日(金)。午前4時に目覚まし時計がなった。さぁ、今からスペイン巡礼が始まる。
ヨーロッパの各地からスペイン巡礼の目的地、サンティアゴ・デ・コンポステラへ向かう人たちは、わが家のドアを開けたところから巡礼が始まるのだという。
東の果て、日本から、スペインの西の果て、サンティアゴ・デ・コンポステラへ。その遠い距離にめまいがしそう。

お茶と「カロリーメイト」の軽い朝食をとる。ひと袋200カロリーのカロリーメイトは、友人のコバヤシさんのお餞別。旅のお伴に、と10袋も下さったのだが、さすがに全部はザックに入らないので5袋だけもっていく。きびだんごをもっていく桃太郎のようね。
ザックは、山オンナの友人、アキコさんから借りたドイツブランド「ドイター」の35リットル。重量はストックを含めて8.2キロまでにふくれあがった。

不在中の連絡事項をメモにしてダイニングテーブルの上に置き、ヨシオを起こして「行ってきます」。市バスでJR京橋駅へ向かい、6時46分発の関空快速に乗車。平日の通勤通学時間帯なので、よく混んでいる。
8時過ぎには関西国際空港に到着し、15分にあっちゃんと合流。コンビニでサンドイッチを買い、カードラウンジでコーヒーと水をもらって、搭乗ゲート前で朝食をとる。
これまで、寝不足と空腹で何度も飛行機内で体調不良になっているので、どうしても神経質になる。今日は大丈夫、と自分に言い聞かせ、KLMオランダ航空868便に乗り込む。

10時15分、アムステルダム・スキポール空港に向けて離陸。
CAたちはみんな体のがっちりしたオランダ人と、ひときわ小さく見える日本人。トニックウォーターにレモンを添えてもらったソフトドリンクを飲む。
オーディオプログラムを立ち上げると、中に「ベルリッツ スペイン語」を発見。早速スペイン語の練習を機内でしてみた。全問制覇。

1回目の機内食ではポークのトマトソース。赤ワインを頼むと、チリのカベルネだった。うーむ、スペイン製じゃないのね。
2回目の機内食ではパスタに、ハイネケンのビール。一回り小さい250mlの缶が、緑のデザインにフィットしていてかわいい。

オーディオプログラムで映画「ジュリエットへの手紙」をチョイス。最初の10分で、ストーリーすべてがわかってしまうほどのB級映画だったが、老年の恋が成就するあたりで泣けてくる。まぁ、これは水戸黄門の「この印籠が目に入らぬか」で、すかっとするのと同じ生理的反応にすぎない。
映画で泣いたり、本を読んだりしているうちに、スキポール空港到着。

スキポールは、オランダ人と同じく容量が大きく、あまり飾りっけのない空港だが、チューリップの球根を売る花屋さんが入っているのはさすが農業国。シェンゲン協定加盟国への入国手続は、最初の空港で行うから、スペインの入り口は、ここアムステルダムということに。
入国管理官が日本語で「コンニチハ」と声をかけてくる。フレンドリーじゃん、オランダ。4年後のワールドカップでまた会おうぜ。

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